ツンデレ彼氏をデレさせろ。
「ーーーーー!!」
そのまま、顔を近付けて、
キスされた。
「さっきの魔女の衣装貸して。
ちょっとアレンジして
あげるから。」
「へ?」
「もうすぐパーティー
始まっちゃうでしょ?
早く貸して。」
「う、うん。」
そう言って、
魔女の衣装を差し出した。
すると、李斗は、
レースをハサミで切ったり、
衣装に縫い付けたりを始めた。
ものの数十分で
「できた。」
ーとのこと。
李斗が、何をしていたのか、
イマイチわからなかった私。
「着てみて?」
珍しく李斗が笑顔を浮かべて
私に衣装を差し出した。
「わ、わかったよ。」
受け取るんだけど。
「着替えれば?」
「ここで!?」