face to face


そのときちょうど
ザワザワと何人か男子が来た


その中に優悟もいた


ヤバい!


と思って色々私も やった奴も 隠そうとしたけど無理だった



「え?なにこれ?」
「どうした?」
「なんかあった?」

などザワザワしながら問い詰めてくる
優悟は何にも言わず興味無さそうだ



「え?甲斐ちゃん泣いてる?」



「へ?泣いてないよ...」



するといきなり優悟が
「は?甲斐泣いてんの?」

と勢いよくドアを開けて入ってきた


少し距離をとったまま聞いてくる
「泣いてんの?」

「泣いてない。」
「嘘つくなって!声震えてんじゃん」


「うるさい!ばか!泣いてない!」

本当はもう泣きたかった

だけど
ばれるのが嫌で


走ってその場から逃げた

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