僕と君の365日
「桃琉、テンション高いね。」
「だって楽しかったから。」
陽信は自然に私と手を繋ぐ。
陽信のほうをみるととても優しく微笑んでいたので私も笑った。
「左京、イチャついてやがる。」
「見ないの!都騎ちゃんには早いわ!」
っていう、安定して面白い二人。
「柊也さん。この因数分解の.....」
はい、美琴と柊也はスルー。
「さ、早乙女先輩!」
「ん?......あ。環でいいよ。みんなそう呼ぶから。それにタメ口でいいからね。やっぱりみんな、そうだし。」
「じゃ、じゃあ!た、環......くん!あ。タマ!彼女います....いるっ?」
.......イオ、頑張ってるな.........
「あれ?折山くんは?」
「あぁ。椿?何かいろいろあってこれない、っていう連絡が来てた。...だから明日ちょっと問い詰める。」
「ほどほどにね。」
陽信って人を怒らせそう。
折山くんなら許してくれると思うけど。何と言うか.....雰囲気的に?