僕と君の365日
「やめといたほうがええよ。おじさん。この人は名乗る気はさらっさらないみたいやから俺から説明させてもらうわ。」
そう告げた都騎は説明を始める。
「まぁ、最後まで聞いてられないだろけど........姫宮 美琴だよ、この人は.............ってあれ?はやいなぁ。」
おじさんは姫宮と聞いただけで去っていってしまった。
「桃琉、大丈夫?」
ずっと隣に立ってくれている陽信に声をかけられる。
「大丈夫だよ!ごめんね、迷惑かけて。」
「桃琉、手。」
?私は手を差し出す。
「大丈夫じゃ、ないでしょ。ケガしちゃってるじゃんか。」
陽信は鞄を探って小さなポーチを取り出す。
「ちょっとしみるよ。」
そう言って消毒を始める。手際がいい......絆創膏を貼るまで実になめらかな動きだった。
「うちにもよくケガする奴が一人、いるからね......このくらいのキズでもしっかりいってくれないと女の子なんだからキズが残っちゃうとだめだろ?」
眉を寄せながら陽信は笑う。
「ありがとう。」
私も笑い返した。
そう告げた都騎は説明を始める。
「まぁ、最後まで聞いてられないだろけど........姫宮 美琴だよ、この人は.............ってあれ?はやいなぁ。」
おじさんは姫宮と聞いただけで去っていってしまった。
「桃琉、大丈夫?」
ずっと隣に立ってくれている陽信に声をかけられる。
「大丈夫だよ!ごめんね、迷惑かけて。」
「桃琉、手。」
?私は手を差し出す。
「大丈夫じゃ、ないでしょ。ケガしちゃってるじゃんか。」
陽信は鞄を探って小さなポーチを取り出す。
「ちょっとしみるよ。」
そう言って消毒を始める。手際がいい......絆創膏を貼るまで実になめらかな動きだった。
「うちにもよくケガする奴が一人、いるからね......このくらいのキズでもしっかりいってくれないと女の子なんだからキズが残っちゃうとだめだろ?」
眉を寄せながら陽信は笑う。
「ありがとう。」
私も笑い返した。