僕と君の365日
「桃瑠......」
返事をしてほしい。
お前は幸せだったか?
この一年。
笑顔で過ごせたか?
悔いはないか?
答えなんてもう一生もどって来ないのだろうけど。
個室の窓から桜の木を眺めていた。
「来年は桜、見れるかな。」
そう言って笑った姿に.....
今日中に荷物を整理して
出ていかなければならない。
なのに俺はベットの下にあった、
綺麗な世界へ
というボロボロになった日記読み始めた。