僕と君の365日
二人で並んで歩き出す。
でも人がいっぱいいて歩きにくい。
そんななかで桃琉は楽しそうに周りをみまわしてる。
「あ、あれ、きれい.....」
そう言って見たのは雑貨屋。
グラスに細工が施されててピンクの薔薇が描かれている。
「でもピンク色が.....もうちょっと淡い色だったらなぁ。」
「あれでも十分きれいじゃね?」
「さくらの色が好きだから
薄くて淡いピンクがいいんだ。」
ニコニコしながら答えた。
この笑顔はやっぱり
今になっても覚えている。