僕と君の365日
初めまして。
4月10日
それは突然起こった。
「入学式に遅刻する......」
私は急いで走る。
「やばい、遅刻......」
そういえばその頃俺も急いで走っていた。
結果、遅刻。
「お前ら、入学式から遅刻とはいい度胸じゃねぇか。」
春。
桜の木の下で恋が始まる。
三分の遅刻で担任、鈴木 美麗(スズキ ミレイ)後日発覚したが元ヤン、27歳に
キレられている私たち。
「私たち、最悪ですね....」
同じく、遅刻した男の子に声をかける。
「はい。」
「榑井 桃瑠って言うの。
よろしくね....」
すべてはここからだった。
私を大切にしてくれた人が
幸せなら私はとても幸せです。