僕と君の365日

「桃琉にばかって言われた.....悲しい。」

「え、酷くない?」

「普通だよ、これぐらい。」

俺たちのなかでは本当、日常茶飯事。むしろ、ないほうが不思議。

「買ってきたし。混んでて困ったわ。」

「おー!都騎、ありがとう。」

「ありがとう、都騎。」

俺も左京もお礼をいったのだが、さっきから固まってる桃琉。

「私、こんなに食べれないよ?」

俺は残された、桃琉と都騎の分を見る。

「都騎、女の子にこれはやりすぎじゃないかな?男の子一人分買ってるよね?頑張って食べなよ、都騎。」

「や、だって!足りひんかったときに!」

「そのときはそのとき買いに行けばいいんじゃないのかな?むしろこれで残したりするほうが失礼だと思うけど。」

ドンマイ、都騎。

「すまん....」

「別に謝らなくてもいいよ。都騎が頑張るだけなんだから。」

まぁ、都騎なら大丈夫だろう。なんせ大食いだから。





< 47 / 166 >

この作品をシェア

pagetop