僕と君の365日
「わっ。」
私の頭が全くついっていってないのに積み重なるハプニング。
「あ。」
うそ。聞かれてた?今の。
「いやー。あのー。これは、なぁ....」
言い訳できてないのだけれど。いたのは例の三人。
「すまん。あまりにも嫌な予感がするってゆうから追っかけててんけど出ていくタイミングなかって.....盗み聞きみたいになったな。」
やっぱり、聞こえてたんだ。
「ごめん.....」
謝る陽信のほうを見たけれど視線は剃らされたままで。私とは反対方向を向いていた。
やっぱ、好きって言われるの、迷惑かな。友達以下になっちゃうのかな......
「ごめんね。二人とも。聞く気はなかったんだ。」
左京は苦しそうに笑う。
例え、好きだったとしても。
「私は恋愛なんてできないから。」
「いいじゃない、恋愛ぐらい。」
「よくないよ。傷つくのは私じゃないんだから。」
こんな、不自然な会話。三人はわかってないのだろうけど。むしろ、わかってなくていいんだけど。
ちょっとわかってほしいかも、なんて。