手にしたあとは？〜積み重なってゆくもの〜

最初で最後の浮気

彼女からの電話で、俺はすぐさま彼女の元へ急ごうとした。



「側に居させて…」



華乃の言葉は

この数ヶ月間の俺のしていた事が

ものすごい罪を犯していたかの様な気持ちにさせた。


でも華乃を振りきって彼女に会い行った。







朝まで彼女と過ごした。



ふと華乃の事を思い出して、


俺の部屋で一人で泣いてる。






そう思ったら、すぐに帰りたくなった。



華乃の元へ。






泣いてる。