手にしたあとは?〜積み重なってゆくもの〜
俺の甘い時間
彼女とは、もう2ヶ月以上会ってない。
華乃と居ると、どんどん惹かれていく。
無邪気な笑顔、素直な所、遠慮がちに甘えてくる所…
知れば知る程側に居て欲しいと強く願ってる自分に気付く。
なのに、彼女から電話がくると、引き戻されるんだ。
まだまだどっち付かずの俺。
「華乃、おいで。」
ベットの上から呼ぶと、いつもソファーから嬉しそうに俺の腕の中に入り込んでくる。
そしてオデコにおやすみのキスをすると、いつも少し頬を赤くして眠りにつく…
と思ったら今日は違う…
俺を見つめたまま…目を閉じない…
はぁっ…。俺、なんで華乃には手出さないなんて、
くだらないケジメ。
チョット我慢の限界です。