❁華皇❁
「で?用は?」


「あーそうそう、桜には鳳清高校に転校してもらいまーす!!」

「は?意味わかんない」

私は、10歳の時にH大学を首席で卒業してるから、高校なんて行く必要がない。


「このまんま、引きこもり生活なんて、許さないぞ?」

「絶対にい「優理がもう荷物送ったらしいぞ!!」」


うそでしょ……



優理-yuriとは、私の母親で、世界的に有名な天宮グループの女社長。

今はアメリカにとんでいないからいっちゃうけど、怒らせると、マジこわい……

てゆーか

「それって、もう行けってことだよね」

「そうだ」



そして、はいっと言って渡されたのは



“桜ちゃん専用変装道具★”


とかかれた紙袋だった。


あ~そーゆことね……


つまり、

私の髪は赤で目の色も明るい茶で、目立つから、正体ばれないように、変装しろってことか。


よし!

もう開きなおろう!!

カラコンつけて、ウィッグもつけてーー

「よし、完璧!じゃあ、行ってきまーす!」


こうして、私は鳳清高校にむかった。

鳳清高校がどんな高校かも知らずに・・・・・・・


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