君とさよならの時間 ~大好きの涙~
あなたのことが好き。
そのことに自覚しても、待っているのはやっぱり涙だけなんだ。
最初は笑顔でも、絶対に最後、その笑顔は消えるんだ。
この気持ちは、私の心の中だけにしまっておこう。
誰にも打ち明けることなく、ずっと死ぬまで隠しておこう。
私はそう決めて、また歩き出した。
神様。私は、恋をしてもよかったのでしょうか。
私が恋をしても、必ず誰かが悲しむというのに。
神様が私に与えてくれた残りの“奇跡の時間”は、
あとどれくらい、残っていますか…?