2番目のわたし。【完結】
そして4月まだ雪が残っていて、
桜なんて咲きそうもない頃。
私は中学校に入学した。
あれから塾にいっても先輩とは会うことはなかった。
私は1年A組。
私の前には秋が座っていた。
「神崎ーはよー。」
「おはよー秋!
そーいえば秋何部に入るの?」
「俺はバスケ部!かっこいいだろ?」
「へー‥かっこいいねー‥まぁ背高いしあいそうだねー」
「おい、なんだよその言い方はー!
神崎はどーするんだよ?」
「私はーーバスケ部ーーー!!」
「そうなの?!お前陸上は?」
「私ずっとバスケやりたかったんだけど
うちの小学校バスケ部なかったし他の学校まで行ってやろうとおもってなかったしね!陸上はなんとなくやってただけだし。」
「そーなのかー。なんとなくやってそんだけ記録出してたらすげーな、、」
「やっぱ私運動神経抜群だから?」
「うぜーよお前。確かにすげーけど」
笑いあいながら話してると先生がはいってきた
「部活の入部届けあるからー配るぞー
なんか興味あったら書いて先生に提出しろよー」
さっそく私と秋はバスケ部っと書いて提出しにいった。