2番目のわたし。【完結】


今日は挨拶と軽い練習をして終わった。


「あー疲れたー」

「ほんとにー!疲れたよねー」
さっちゃんと話していた

「さっちゃん!掃除しなきゃ!」

「えーじゃあボールしまってくるー」

「うん!私モップやってくる!」


私は走ってモップが入っている
倉庫みたいな所にいった。


えーっとあったあった。
早く行かなきゃ!


「神崎。元気だったか?」

まただ、なんでこんなに話しかけてくるの?もう諦めたいのに。

「はい!っていっても2ヶ月ぶりですよー!」

「こないだあんまり話せなかっただろ?
だから聞いたんだよ、、
‥‥‥大谷とは付き合ってんのか?」

「はい?!何言ってるんですかー?
付き合ってませんよーー」

「そーか、、、お前彼氏は?」

「いませんけど、、」
なんでそんなこと聞くの?
そんなの聞かれたら期待しちゃうじゃん

「そーか!早くできるといいなー
でも、お前にできんのかなー?ははっ」

「先輩失礼ですよー!きっと、、できるはずです!」

「きっとなーどーだろーなーははは」

「もーひどいです!あっ!モップかけるんですから邪魔しないでください!」

「悪い悪い早くやってこい!」

「はーい」
タタタっ

とりあえずそこから逃げ出したかった
早くどこかに行って見えなくなるところに行ってこの思いを消したかった。





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