2番目のわたし。【完結】
あふれるおもい
それから時はたって夏となった。
うちのバスケ部はみんな仲良しで
でも、初心者の集まりだから下手くそで
だけどそれなりに頑張って楽しくやってた。
でも、大会では1回戦負けなんてよくあって。
先輩の最後の大会は2回戦で負けてしまった。すごく応援して。泣きそうになった。
それから何週間が経ち
ある日バスケ部のみんなで海に行くことになった。
私たちはそこまで人数が多い部活ではなく、結局行けない人も出てきたりで、
20人ほどになった。
海に行くとプカプカ浮いてる島みたいな所でみんな走ったり遊んだりしている。
ぴーーー走るなー
なんて怒られたりしながら。
それでも楽しかった。
「たのしーねー!ジャーンプ!」
え?先輩たちあぶないよ!
でも、飛んでないの私だけじゃん!
ってなって私も飛んだ
また島に戻ってはジャンプの繰り返し
山下先輩も飛んで遊んでる。
あれから特に何もなく普通の先輩後輩として仲良くしてる。
‥ただ、まだ先輩は別れてない。
望んでるわけではない。
別れて欲しいわけでもない。
自分でもどーしたいかわからない。