2番目のわたし。【完結】


ふぅー疲れた。
浜辺に戻ってシートの上に座って
みんなが遊んでるのを見ていた。




「かんざーき!遊ばないの?」



「秋!!秋こそ遊ばないの?女の子たち待ってるよきっと。ふふっ」

秋はすっごく背が伸びてもともと容姿もすごく整っていたので先輩たちや同級生からモテモテだった。

「いーのいーの。俺疲れたし。お前の話し相手になってやるよ」


「私も疲れたから休んでたのー
でも、秋来たし行こーかな」

「おい!なんだよ!俺の話し相手になってよ〜」

秋は駄々っ子みたいに肩をゆらした

「はいはい。子供みたい!」

「やったー!」

「で、話すことってなんかあるの?」

「そーだなー、、あっ!
お前さ、好きな人とかっている?」

「えー?恋バナ?まーいっか。
そーだねーいるかなー?」

「疑問系かよーじゃーどんなやつ?」

「うーん‥怖いんだけど優しい?」

「なんか矛盾してね?」

「そーだね。ふふっ。でもそんな感じ
秋はいないの?」

「うーん。いる!」

「へーいるんだ!どんな子?かわいい系?それともキレイ系?」

「そーだなー両方!かわいいし綺麗!」

「すばらしい子だね。そんな子いる?
じゃあ性格は?」

「そーだなー叶わない恋をしながら、諦めないで頑張ってる。」


え?私と一緒だ。その子と話してみたいなーどんな子だろ

「へ〜じゃあ秋の片思いか。
私も片思いなんだよね〜」

「‥‥うん。知ってる。」

「‥え?‥は?知ってる?なんで?」

「俺お前のこと見てるから誰を見てるかわかるってこと」

「‥えーー!ばれてた?そっかーばれてたかーじゃあみんなにばれてるかな?」

わーどーしよーそれだったら
恥ずかしすぎるー!





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