2番目のわたし。【完結】
「あ‥‥の、え‥‥っと、」
「お前が山下先輩が好きだってわかってるけど先輩にはかのじょ‥「言わないで!」
「そんなの知ってる。わかってる。
理解してるよそんなこと!けど、諦められないの!ずっとずっと好きなの!しょうがないじゃん」
「しょうがなくないよ。お前はすごく綺麗で可愛いくてなんでもできて優しくて良い所ばっかりでそんなお前がなんで傷つかなきゃいけないんだよ!」
ギュっ胸が痛かった。
そんなこと思ってくれてる秋に
心が綺麗な秋に好かれてるとおもうと
余計に痛かった。
「違うよ秋。まだ、私何にも傷ついてなんかいないよ。」
「神崎は、、、朝香は傷ついてるよ」
ポロッ私の目から涙がこぼれた。
傷ついてなんかないよ。
ただ、好きになった人に彼女がいただけ
ただ、先輩と異常に仲良くなってしまっただけ。