2番目のわたし。【完結】
過去
私が先輩を好きになったのは小4の時
図書委員をしてた私は週2でお昼休み
図書当番をしに図書室を訪れていた。
特に人が来るわけでもなく
仕事があると言っても本の整理のみ
誰かくるほうが稀な方
今日は私と
同じクラスで幼なじみのさっちゃんと呼ばれてる野山さき
2人で当番をしていた。
「今日も誰もいないじゃん!当番とかやる意味‥‥」
と私は言った。
「確かにね〜お昼休みとかあそびたいじゃん!」とさっちゃん
「まぁしょうがないか。本整理してくるわ〜」
「よろしく〜」
といういつも通りの会話。
何回同じことを話し合っても
ここに来る度この話題を話しては
私が本の整理。さっちゃんが受付。
というのが決まっていた。
別にそこまで整理するわけでもないから
たまに気になった本があったら少しみながらいつも整理していた。
ガラガラッ
お、今日初めてのお客さん。
って本屋じゃあるまいし!
なんて考えながら、整理を続けていた。