2番目のわたし。【完結】
練習試合みたいに先輩たちと練習して。
まだ1年の私たちは掃除をし始めた。
あー疲れたなー久しぶりに楽しかった
先輩たちかっこいいな〜
なんて考えてモップの倉庫に入った瞬間
ぎゅっと抱きしめられた
「‥‥‥先輩?どーしたの?学校だよ?」
「‥朝香好きだよ。大谷のこと好きにならないで‥‥」
どーしたのかな?今日はいつも通り秋と話したり、おんぶとかしてもらって遊んでたけど‥まずかった?
「大丈夫だよ。先輩が1番好きだから」
「ごめん。こんなこと言う立場じゃないのに」
「んーん、すごく嬉しい。嫉妬してくれたんだよね?」
「‥‥‥うん。朝香好きでごめん。縛り付けてごめん。だけど、やめれないんだ」
「‥大丈夫だよ。ありがとう。ごめんなんて言わないで?」
こんな身勝手な先輩を許したのは
罪ですか?