2番目のわたし。【完結】
「‥なんでここにいるんだ?」
「秋こそなんでここにいるの?」
「コンビニの帰りだよ。家の通り道。
お前何してんの?ここ通るとかないよな
土曜日に何してんの?」
「‥‥‥‥あ、きごめん。まだ先輩が好きなの。‥たまに見に来てただけ。」
ストーカーかよってひかれてもいい
ただ、2番目なんだなんて
秋には絶対言えない。
「‥そーか。ごめん気付いてやれなくて。辛かったよな。」
「きもいって思わないの?嫌いにならないの?」
「確かにちょっとえ?とは思うけど、
まぁ朝香だから思わない。」
「なんでそんなに優しいの?‥‥‥いっそ嫌いになってよ」
私は秋に聞こえないように呟いた。