2番目のわたし。【完結】

「‥朝香はよー」

「おはよう秋」



また泣いたんだ。
きっと先輩のせい。
朝香嘘ついてるの知ってるよ?

そー言えればどんなに楽か
でも、朝香が幸せならそれでいいと思ってたから、聞けなかった。

倉庫で抱きしめ合ってる二人を見て


そーゆーことかって思ったんだ


彼女と別れてない先輩と朝香。
朝香は先輩の2番目の彼女なんだ。



度々先輩の家に入っていく朝香をみては
走って行きそうになったけど


朝香のそんな笑顔見たら


動けないよ







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