2番目のわたし。【完結】


先輩の家を出て少し歩いていると、


「朝香!朝香!待って!」


「秋?どうしたの?」


「朝香もうやめろよ!お前先輩の2番目なんてやめろよ!お前のことは俺が幸せにする。それじゃあだめなの?
俺じゃなくても他のやつでも、
とりあえず、2番目なんてやめろよ!」


私は秋の勢いにびっくりして
目をパチパチさせてしまった。


「あの〜秋?たった今やめてきたよ」


「え?‥やめたの?」

「うん。やめたよ。1番好きな人がわかったから!」

「え?朝香好きなやついるの!?だめ!
そんなのだめ!

‥でも応援する。俺じゃないやつでも」

「いいの?秋じゃない人を好きになっても?あーそっか!秋さっき他のやつでもって言ってたもんね!」

「‥ぅ‥ん。」

「そっか〜私は秋のことが好きなのに残念だな〜」

「‥‥‥ぇ?朝香俺のこと好きなの?」

「でも、秋が他の人にしろって言うなら他の人にするよ残念だけど‥」


「だめ!絶対だめ!俺がもらう!
朝香は俺の!朝香の1番は俺がもらう」

「ふふっそれはうれしい。」

「うん!俺の!誰にもあげない!」

「秋好きだよ?」

「俺も好きだよ。」



「俺の
「私の



1番は






君です」










end









あとがき&おまけ







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