2番目のわたし。【完結】
私は図書室にあの女の子がいるって
聞いたからとりあえず図書室に行ってみた。
行ってみると駿太と1人の女の子が
しゃべっていた。
あんなに笑顔で話してる駿太初めて見たかも
みんなに平等で優しいのは本当だけど
あれは違うこの子と一緒にいたくて
この子と話すのが楽しいって
思ってるのがわかる。
その女の子は後輩みたいだ、
何度か表彰されているのを見たことがある。
その子はキラキラしていて、
まだあどけないかわいさと自信に満ちた美しさを両方兼ね備えている。
2人の空間は誰も入れないような
ふわふわできらきらした綿あめみたいな空間のように思えた。
私には入れない。確信した。
でも、どうしても入りたい。