2番目のわたし。【完結】
次の週の月曜
また来てるし暇だなあの人たち
なんてまた思いながら本の整理
「おい。神崎」
えーまた話しかけてきたよ
「こんにちは。山下先輩」
こないだ名前を覚えたので言ってみた
「おぉ、覚えてたか。お前本当真面目だな毎回サボらないで」
「え?普通ですよ。委員の仕事なんで」
「俺たちの学年ちゃんとやってんの見たことないから、真面目だな〜って」
「え!そうなんですか!知りませんでした。なんかうちらだけやってアホみたいですね。ははっ」
「だから、真面目だなって言ってんの〜
まぁ、普通の事かもしれないけど偉いなって思ったんだよ」
「そーですかー?偉いですか?なんかありがとうございます」
「面白いなーお前ー」
「お笑い目指せますかね?」
「そこまで言ってねーよ?」
先輩と私は目を合わせて笑いあった。