続・大好きなんだよ!!



「あーあ…もう告っちゃおっかなー?」







勇雅くんの携帯を握りしめていた私の耳に入ってきた声。







この声…聞いたことあるよね?







そんなことを思っていると女の子が前から歩いて来た。







「…げ。また聞かれちゃった。」







私の顔を見るなり、そう言ったその子は







勇雅くんを狙うって私に宣言した女の子だった。







名前は……







「名前何ていうんだっけ?」






私の小さなつぶやき声が聞こえてたのか、その女の子は






「前田!!ライバルの名前くらい知っとけよ!!」






と怒鳴られてしまった。






「…ごめんなさい…」





と勢いで謝ってしまう。











< 107 / 132 >

この作品をシェア

pagetop