続・大好きなんだよ!!
「うおっ!!福永さん!」
結構びっくりさせちゃったみたい。
だけど告白されてるなら尚更、急がなきゃ。
「勇雅くんを…どこで見たんですか?」
もう一回ゆっくり聞いた。
「え…校舎裏にいたよ?」
……校舎裏。
「ありがとうございました!!」
お礼を言って、短く頭を下げた。
そして、校舎裏へ猛ダッシュ。
足痛いはずなのに
ほとんど体力残ってなかったはずなのに
足は
自然と勇雅くんのいる方へ動き出す。
―…ねぇ勇雅くん
やっぱり私は勇雅くんが大好きなの。
私の隣にいてくれるのは勇雅くんがいいの。