続・大好きなんだよ!!
勇雅Side
「―…うわっ!?」
いきなり誰かに携帯を取られた。
「高橋くん、最低!!!!」
声の方を見ると、オレの携帯を手に持った女。
背はそんなに高くない。
瑛未もそんなに高い方ではないけど、目の前の女は瑛未より小さい。
―……この女………
どっかで見たことある気がするんだよな…。
どこで見たんだっけ?
オレが、女の顔を見ながら考えていると、意外にもその女が答えをくれた。
「…ゆい!!」
「……ゆい…?」
「私の名前!!聞き覚えがあるでしょ?」
…ゆい?
…ゆい…
「あ……!!」
やっと思い出した。
―…いつも瑛未の隣にいる小っこいやつ!!