続・大好きなんだよ!!



「…あ…勇雅くん!!」






ずっとその場に立っていたオレに近付いてくる瑛未。






目が合うと




「遅かったねぇ。」




って笑うから、目を反らしてしまった。







―…瑛未の目が見れない。



見ることが出来ない。






「……勇雅…くん?」





瑛未の顔に段々と不安が浮かび上がってくる。






「……ごめん…帰ろ。」






そう言って歩き出すオレに一生懸命ついてくる瑛未。






目も見れない。





優しくもできない。








―…オレは





どうすればいいんだろう。









< 75 / 132 >

この作品をシェア

pagetop