【完】人形達の宴~通りゃんせ~


「お前の事が心配なんだよ」


「大丈夫だってば。心配性だなぁ、諒ちゃんは」



「そんなに何度もケガすりゃ、心配にもなるだろうが」


「へへっ、そうかな?」




本当は諒ちゃんと一緒にいたいけど、親が心配するだうしそれに…諒ちゃんと二人っきりって恥ずかしいしね。


そう思いながら、ふと今朝の事を思い出してしまった。




そう言えば朝、諒ちゃんと一緒にベッドで過ごしたんだっけ---





あぅ~ッ!


と、思わず身悶えていると横からパシッと叩かれてしまった。



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