出会いの本〜出会えてよかった〜

あの後、なんで私が呼んだところに仮○ライダーのように現れたのか聞いたところ


「お前の妹から、「今日のお姉ちゃんの様子がおかしかったから、たぶん、隣町の○○川の近くにいるから迎に行ってやってよ。彼氏さん。」と言われたんで話もあったから来てみるとあいつらの気配を感じたからゆっくり近づいていくと急に俺の名前呼ばれたから出ていった。」


ということを、これまた、スラスラと語ってくれた。

短時間でよくこんなにも文を構成したな!と、功績を湛えて、差し上げたい。


最終的に私がたどり着いた答えは


「妹の察し力と偶然が今回の○面ライダー的登場を生み出したのね」


「いや、俺の能力とかあるだろ」


自分で言うなよ。


まぁ、私が認めたくないだけかもね


あんたに助けられたって、事実をさ


ほんとつまんない女だね。
私って。


よく言われるから慣れてるさ



にしても、あの、小学生の頃にも見た黒い影は水守の言うあいつらだったのか。


ということは、小学校3年生の頃にはもう既に私は狙われていた。


ということになる。


それにしてもどうもおかしい……


襲うなら、もっと早くに、もっと確実に私を襲えたんだ


でも、今になってようやく、私の身を狙ってきた。


これはなぜなのか。

なんで、私に護衛がついている時に……


私が望んだから?


たぶん、それは関係ないと思う……

けど。


まぁ!こんなのなら!水守がまた守ってくれるさ!


なんて保証はないので、日々警戒しとかなかければならない。




きっと、私が弱った時を狙ってくる


私があの河原に行ったのも小学校3年生以来な気がする。


はぁ……

大変だなぁ……

気を抜けないなんて

実は脆い私の心体には日々が重労働に過ぎない
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