ひらり、舞う、恋
芽生える想い
結局その日は佐瀬くんに会うことはなく終わった。





明日も学校ーーーーー




ベッドの上で目を閉じながら、思っていた。
「明日の朝も同じ時間の電車に乗れば会えるのかな…?」





考えながら佐瀬くんの顔が浮かんで急に恥ずかしくなり、誰が見ているわけでもないのに布団の中に頭まですっぽりと隠れた。





杏里ちゃんが変なこと言うから、何だか意識しちゃうじゃない…
ドキドキする胸の音を聞きながら、いつの間にか眠りについていた。








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