きせきの恋を信じますか
新しいクラスには知らない人ばっかりで
ビックリした!
(そりゃー入学式出てなかったからなー

とりあえず席に座ろうー

「よいしょ」

新しい友達できるかなー?
先生怖かったらどーしよー!!
でもでも優しい女の先生とかー

そんなことを考えていたら…

「キャアァァァァァァァァ/////////」
「カッコイイ/////」

急に教室中に叫び声が響きわたった

えっ?なに?
私は今だ状況が読めずオロオロしていた
らある人物が隣に座った
それと同時に沢山の女子が集まってきた

え、ちょいまち。まさかー…

「雪?」

その一言で周りがシーンとなった
そしてしばらくしてから、

「あ、笑(えみ)」

と雪が声を出した

「雪ー!やっぱりもててんじゃーんかーよー!!」
「そんなことない」
「ゆ…」

名前を呼ぼうと思ったけど声が出なかった
なぜなら、女子様がたの目線が痛々しかったからですよ 怖い怖い…

「雪斗くーん、知り合い?」
「まさか彼女じゃないよねー」
「ねぇ雪斗様ー♡」

甘え声で雪斗くーんだってw
てか、付き合ってないしー
てか雪斗様⁉︎そんなえらい人なのかな?

「彼女だよ」

………………………………はい?
え?彼女?いやいやいやいや〜
言う相手間違えてますよね?

雪以外の全員がボーゼンとしている

「だから、笑と付き合ってる」

私はなんのことか分からなかった
女子様の目線が最高潮に痛々しい
それより痛々しいのは雪の目線だ
まるで子犬のように助けてくれ
と上目遣いをしてくる

「あなたどうなのよ!」

雪ファンの人が私に話しかけてきた
えぇーーーーーーーーっっっ!
そんなことを言われても…

私は雪を見た
目に涙を浮かべていた
“絶対嘘涙を流すつもりだ”

「雪!!」
私は雪の腕を引っ張って廊下に走って行った
「雪斗くーん!!」

女子様たちは今は無視無視!!

あぁー!もー、どーしてこうなんのー!












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