きせきの恋を信じますか

大波乱の学園祭

あぁ…痛い痛い…
女子様たちの目線がめちゃ痛い…
もうやめてくれ…ほんとに…

「おーい、みんな席に座れー」
先生が教室に入ってきた
妄想とは違い男の先生だったから
ちょっとガッカリ

「みんな入学おめでとう!
担任の三木だ。1年間よろしくな!
高校生活を十分エンジョイしてくれ」

元気な先生だなー でも少し怖そう…

「えー、突然だが
この学校は毎年入学してからすぐに
学園祭みたいなものがある。まぁ
歓迎会ついでになwそれで各クラスで
出し物をやるんだが…それがくじ引きなんだ。だれか代表でひいてくれんか
?」
「先生〜雪斗でいいんじゃないですかぁ 〜?」
「私も〜♡」

でました!雪ファン!
もう凄すぎるわ、この人達

「じゃあ源!ひいてくれるかな」
「あ、はい…」

雪は椅子から立ち上がり教卓へと進み始めた
ぜったい内心きれてるよぉーーー!!

「ほれ!!」

先生が雪の前に箱を差し出した
雪はしょうがなく箱の中に手を入れた

ガサガサガサ…

数枚あるうちの1枚を雪が取り、先生に渡した

まぁめんどくさいやつじゃなかったら
なんでも別にいいかな
なんて思ってたら衝撃の言葉が
先生の口から吐き出された

「うちのクラスはー」

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