【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀
BRILLIAのある外階段を3段ほど上がり
重厚なドアを開けると中は薄暗い。
涼しい冷気に「生き返る~」と足を進めると
左側のフロントに哲弥がいて
「結衣ちゃんいらっしゃい。春香さんが待ってるよ」と声をかけられた。
「暑くて人相が悪くなっちゃいそうね」って笑いながら
真っ直ぐ続く通路を進む。
両側の壁面には水槽が埋め込まれていて
熱帯魚が癒しと涼を運んでくれる。
右に曲がると広いフロアの入り口でカウンターの席に春香さんの姿が見えた。
「春香さん」歩きながら声をかけ
ごく当たり前のように私のお気に入りの席へと座る。
「お待たせしてしまってごめんなさい」
「いいのよ。今日は大和と一緒に来て手伝いしてたから」
「大和さん、とりあえずビール。暑くてダメだ」
グラスにビールが注がれ春香さんと乾杯。
フラワーショップの話には本当に懐かしそうな顔をする。
「あの鉢植えの移動さぁ…どうにかならない?」なんて笑うと
「面倒だったなぁ。結構時間かかるんだよね」
「そうだよ。出すから入れなきゃいけなくてさ」
鉢植えが並んでいるところがとてもステキで誰もやめた方がいいとは思っていないがつい言って笑いたくなる代物だ。
重厚なドアを開けると中は薄暗い。
涼しい冷気に「生き返る~」と足を進めると
左側のフロントに哲弥がいて
「結衣ちゃんいらっしゃい。春香さんが待ってるよ」と声をかけられた。
「暑くて人相が悪くなっちゃいそうね」って笑いながら
真っ直ぐ続く通路を進む。
両側の壁面には水槽が埋め込まれていて
熱帯魚が癒しと涼を運んでくれる。
右に曲がると広いフロアの入り口でカウンターの席に春香さんの姿が見えた。
「春香さん」歩きながら声をかけ
ごく当たり前のように私のお気に入りの席へと座る。
「お待たせしてしまってごめんなさい」
「いいのよ。今日は大和と一緒に来て手伝いしてたから」
「大和さん、とりあえずビール。暑くてダメだ」
グラスにビールが注がれ春香さんと乾杯。
フラワーショップの話には本当に懐かしそうな顔をする。
「あの鉢植えの移動さぁ…どうにかならない?」なんて笑うと
「面倒だったなぁ。結構時間かかるんだよね」
「そうだよ。出すから入れなきゃいけなくてさ」
鉢植えが並んでいるところがとてもステキで誰もやめた方がいいとは思っていないがつい言って笑いたくなる代物だ。