【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀
「え…じゃあもう一回言って」
「二度もいわねーよ」
「じゃあ返事しないよ」
「チッ」
返事なんて決まってる。
だって、隼がいれば何も怖くない。
隼と一緒に生活することを手放す気なんか少しもないんだから。
隼は、舌打ちしてたけどすぐに
「結衣…一生、俺について来てくるか?」
照れくさそうに私の目を見て聞いてきたから
「うん。隼についていきたい」
私も照れくさいけど隼の目を見てそう答えた。
たぶん私は真っ赤だったと思う。