【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀
VIPROOMのボタンを押してはハイペースでカクテルを頼み
「おい、結衣ペース早すぎだって」
心配そうに司が止めてきたけど飲まなきゃいられない気分。
でも、やけになっていて飲み過ぎな自覚はある。
大和さんに挨拶してそろそろ帰ろうと思った。
携帯が鳴り司がそれを見ると大事な電話なのか席をたったので、私も帰ろうと席を立った。
痛いほどの視線をぶつけられながらフロアを足早に歩き
大和さんに挨拶をしようと思ったら奥へ何かを取りに行ったのかカウンタの中に姿がない。
だから先に化粧室へ行こうとドアを開けた。