交換日記。~また会おうね。~
「めい……。」
「わ、私だってぇ…同じ気持ちだよ…っ。決まってんじゃんかぁ! だけど、それは無理なんだよぅ…だって、私は…死んじゃったから。」
夢だと思わせて、現実を突きつける私。
残酷だよね。
でも、このまま悠が私に縛り付けられているのは一番良くないこと。
だって、悠は生きているんだから。
「……っ、」
声は上げていないけど、肩が震えている。
悠も、泣いているんだ。
顔は涙でぐしゃぐしゃで酷いだろうけれど、これだけは伝えなくてはいけない。
私は悠の腕を解いて、顔を伏せている悠を見つめた。
「悠、顔をあげて…?」