蒼い星~あなたを抱きしめたい~
*あおいちゃんの存在
翌日の昼休み

私はあおいちゃんと一緒にフラフラ歩いていた。
昨日の事を話そうと思った、恐怖で繋いでいる手をぎゅっと握った。
あおいちゃんは握り返してくれた。
(あおいちゃんに言わなきゃ。でも…)そう思っていると
「どうしたん?なんかあった?」
(あおいちゃん…切り出しやすくて、嬉しかった。)

あのね、実は…
全て話した。

なにも言わずに抱きしめてくれた。いつもより強く。長い間。
恐怖と不安が消えて行くような感覚だった。
あおいちゃんの匂い。私の大好きな匂い。落ち着くんだよね…安心するんだよね。

~あおいちゃん。あなたに会えて私は幸せです。どうかいつまでも側にいてください~

泣かないように頑張った。
泣いたら、あおいちゃんに心配かけちゃうから。

本当は抱きついて泣きたかった。

こんな時、あおいちゃんの大切さがわかるんだよね。

どうして素直にならないんだろう。強がって、バカみたい。

自分を苦しめてるだけだってわかってる。
でも、心配かけたくないの。 大事なあおいちゃんだから。
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