二度と聴けない愛のうた
「優香にはないの?」

『ん??』

「夢。」

『うーん、あるよ。』

「どんな夢?」

『………しゅ。』

「??」

『…歌手になりたいんだ。』

「…優香なら、いけるよ。」

『?』

「大丈夫だって俺も応援するから!」

『………ありがとう。』

その時思った。




俺は、優香が好きだ。


もう、止められないくらい

好きだった。
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