二度と聴けない愛のうた
結局その日、優香は一度も口を聞いてくれず。(話すタイミングがなかった。)
放課後になってしまった。
もちろん、口を利いていないので
ギターと歌の特訓もないであろう。
でも、どうしても優香の声が聞きたくて
そこらじゅう探し回った。
結果。
海にいた。
「ふぅー。居た……。」
歌っていた、昨日あげた
デモの曲だ。
「………きれい。」
「ほんっと、お上手ですね。」
俺は優香に近づいて話しかけた。
『けっ!賢人!!??』
「そんな、驚かなくても…(笑)」
『…ごめん……』
そう呟いて、優香はまたギターを弾き始めた。
放課後になってしまった。
もちろん、口を利いていないので
ギターと歌の特訓もないであろう。
でも、どうしても優香の声が聞きたくて
そこらじゅう探し回った。
結果。
海にいた。
「ふぅー。居た……。」
歌っていた、昨日あげた
デモの曲だ。
「………きれい。」
「ほんっと、お上手ですね。」
俺は優香に近づいて話しかけた。
『けっ!賢人!!??』
「そんな、驚かなくても…(笑)」
『…ごめん……』
そう呟いて、優香はまたギターを弾き始めた。