二度と聴けない愛のうた
3時間後・・・

ああ、疲れた。

ちょっくら散歩でも行くか。

「お袋!」

「はいはい?」

「ちょっと散歩でも行ってくるわ。」

「わかった!あんまり遅くなっちゃダメよ。」

「はいはい。」


外に出ると、海が近いからか

磯の香りがほんのりと漂っていた。

しばらく歩き、海沿いの堤防まで
やってきた。

堤防に沿って歩いていると

堤防が海の方に続いている所があった

「…誰かいる?」
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