僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
ーー3日後
あたしの心配がピークに達しているときだった。
ーピコンッ
スマホに飛びつき、画面を開いた。
【今から俺の家に来てくれないか?】
意外な文に頭が理解するまで10秒かかった。
遥希の……家ーーーー⁉︎
部屋の中をオロオロアワアワしていると、
ーピコンッ
【もうお前のマンションに着いた。】
えぇーーーーー⁉︎
クローゼットから服を取り出して着て、スマホを持って慌ててマンションから出た。
スマホをいじりながら暇そうに待っている遥希。
「待った……?」
「全然。それより、勝手に呼び出して悪いな……」
「ううん、あたしもちょうど暇だったし。」