僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜



「奈緒さん本当にいい人だな。」



「純粋で真っ直ぐで俺とは全然違う。」



「奈緒さんと付き合ったら、この先安泰だな。」



「ゴホッゴホッ‼︎」




父親が変なことを言うから、お茶が気管に入ってむせた。




「図星か?」



「まぁ、多分好きだと思う……」



「好きなら早い目に告白しないとあんな素晴らしい子どこぞの輩に取られるぞ。」



「それ父親が言う台詞かよ……」




確かに顔も良し、性格も良しの奈緒にいつ彼氏出来るかは時間の問題。



そんなことを考えていたら、無性にイライラしてきたからご飯に集中した。



食べ終わり部屋に戻って、いろいろ考えた。



夏休みもあと1週間。



ある決意をして、スマホを手に取った。







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