僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
「どうぞ上がって。」
「お邪魔します……」
玄関で靴を脱ぎ、家の中に入った。
リビングに入ると、白を基調とした新田家らしい家だった。
「はるくん、こっちこっち‼︎」
ひかりに引っ張られて、ソファに座った。
すると、俺の膝の上に座ってきてクルッと俺を見て
「エヘヘ……」
やべぇ……、俺ロリコンなのか?
すると、キッチンからお茶を持ってきた新田の母親がリビングに来た。
「ごめんなさいね。ひかり、遥希くん困っているでしょ、降りなさい。」
「いえ、大丈夫です。」
「ねぇ、ママ‼︎はるくんすごいんだよ‼︎昔テレビに出てたんだって‼︎」