時報
Tには親友のMという子がいた。
二人は仲がよく、いつも一緒。


この街には一つ不思議な伝説があった。


「聞いたことある?山道にある電話ボックスのこと」
Tがいった。

「聞いたことない」

「街から◯◯号線を走って、××山を登ると、電話ボックスがあるんだって」


「それで?」
< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop