わがまま即興曲。
「くぅー!シャバの空気はやっぱり美味しい!!」
「…彩音、刑務所にでもいたの?」
「似たようなもん……って、あ!
たきのり、久しぶり!」
カフェの手前でたきのりと会う。
久々に会って、
外の空気も吸って、
私はそれだけでテンションMAXだけど…
「うわあ…
モンブラン、おいしそう!
ああ、だけど、
ショートケーキも捨てがたい…
あ、レアチーズケーキという選択肢も!」
「たきのり、はしゃぎすぎだから。」
たきのりも、喫茶店のケーキをみて、
滅茶苦茶はしゃいでいる。
その姿をみて、
私はさらに嬉しくなる。
「ここできて1か月近くになるし、
たきのり、情報遅すぎ。
もう夏休みなんだから、
来ようと思えば
いつでも来れただろうが。」
たきのりは、
私と違って、いつでも出かけられるのにな。
「う…その通りです。」
何故か、ちょっと気まずそうなたきのり。
「まあまあ、彩音。
それに凛も。
私たちの一口ずつあげるから、ね?」
雪乃が口をはさむ。
これだよ!
私は、これを求めていたの!
やっぱり、抜け出してきてよかった。
私は体調の悪さなど、すっかり忘れ、
二人との会話に幸せを感じていた。
「…彩音、刑務所にでもいたの?」
「似たようなもん……って、あ!
たきのり、久しぶり!」
カフェの手前でたきのりと会う。
久々に会って、
外の空気も吸って、
私はそれだけでテンションMAXだけど…
「うわあ…
モンブラン、おいしそう!
ああ、だけど、
ショートケーキも捨てがたい…
あ、レアチーズケーキという選択肢も!」
「たきのり、はしゃぎすぎだから。」
たきのりも、喫茶店のケーキをみて、
滅茶苦茶はしゃいでいる。
その姿をみて、
私はさらに嬉しくなる。
「ここできて1か月近くになるし、
たきのり、情報遅すぎ。
もう夏休みなんだから、
来ようと思えば
いつでも来れただろうが。」
たきのりは、
私と違って、いつでも出かけられるのにな。
「う…その通りです。」
何故か、ちょっと気まずそうなたきのり。
「まあまあ、彩音。
それに凛も。
私たちの一口ずつあげるから、ね?」
雪乃が口をはさむ。
これだよ!
私は、これを求めていたの!
やっぱり、抜け出してきてよかった。
私は体調の悪さなど、すっかり忘れ、
二人との会話に幸せを感じていた。