わがまま即興曲。
雪乃は夏休みも毎日のように部活をしているらしい。
雪乃から、合唱部が文化祭で、レ・ミゼラブルをやることを聞いた。
そうなんだー…なんて思っていると…
「あれ?彩音は知ってるんじゃないの?
今年も伴奏やるんでしょ?
メールの返信がないって困ってたよ?」
と雪乃に言われる。
あ…やっべ。病院で携帯使えないから、
全然、メール確認してなかった…
「え…あ、メール来てたね!
返信するの、すっかり忘れてた。
あははー」
まさか、入院してて携帯見れなかったなんて言えない。
「めずらしいね?
彩音、伴奏のことだったら、
いつもすぐに返信するのに。」
たきのりが言う。
こいつ…なかなか鋭いぞ!?
「合唱部は
歌が完成した後に、伴奏つけるから。
私の出番はまだまだだし。」
と、私はごまかしたんだけど…
「彩音、なんか隠してない?」
ギクッ!!
なんだ?こいつ。
さっきから進本さん並みに鋭い!
「何も隠してねーよ!
レミゼといえば、たきのり、
前にオン・マイ・オウン歌ったよね。」
私は急いで話題を変えた。
雪乃から、合唱部が文化祭で、レ・ミゼラブルをやることを聞いた。
そうなんだー…なんて思っていると…
「あれ?彩音は知ってるんじゃないの?
今年も伴奏やるんでしょ?
メールの返信がないって困ってたよ?」
と雪乃に言われる。
あ…やっべ。病院で携帯使えないから、
全然、メール確認してなかった…
「え…あ、メール来てたね!
返信するの、すっかり忘れてた。
あははー」
まさか、入院してて携帯見れなかったなんて言えない。
「めずらしいね?
彩音、伴奏のことだったら、
いつもすぐに返信するのに。」
たきのりが言う。
こいつ…なかなか鋭いぞ!?
「合唱部は
歌が完成した後に、伴奏つけるから。
私の出番はまだまだだし。」
と、私はごまかしたんだけど…
「彩音、なんか隠してない?」
ギクッ!!
なんだ?こいつ。
さっきから進本さん並みに鋭い!
「何も隠してねーよ!
レミゼといえば、たきのり、
前にオン・マイ・オウン歌ったよね。」
私は急いで話題を変えた。