わがまま即興曲。
「だから、何を言われたってやらないっていってるじゃん!
だいたい私、部員じゃないし!」
「そこを何とか!」
「この前の逆パターンだねー」
そう、今この状況。
今週の土曜日、我が校の学校説明会が開催されるのだけど、
その部活動紹介で合唱部が何かの曲を披露してくれと学校にお願いされた。
以下、昨日の部活の回想
「合唱部何か歌ってって言われたって、皆文化祭の準備で忙しいからわりと無理なんだけど。
誰かがソロ歌ってもいいらしいから、凛やってくれない?」
困ったように合唱部部長の晶子先輩が言う。
「ふぁ!?なんで私なんですか?」
部活の休憩中におやつのシュークリームを頬張っていたたきのりが驚きの声を上げる。
「学校のこの手の無茶振りには皆うんざりしてるんだよねえ。」
合唱部なんてどこの学校にもあるしうちは強豪校というわけでもないから、とりたてて部活動紹介するものでもないと学校に軽視されている。いつも大体、断った他の部活の穴埋め的なポジションだ。
そうなると皆のモチベーションはだだ下がりで、つまり誰もやる人はいない。
だいたい私、部員じゃないし!」
「そこを何とか!」
「この前の逆パターンだねー」
そう、今この状況。
今週の土曜日、我が校の学校説明会が開催されるのだけど、
その部活動紹介で合唱部が何かの曲を披露してくれと学校にお願いされた。
以下、昨日の部活の回想
「合唱部何か歌ってって言われたって、皆文化祭の準備で忙しいからわりと無理なんだけど。
誰かがソロ歌ってもいいらしいから、凛やってくれない?」
困ったように合唱部部長の晶子先輩が言う。
「ふぁ!?なんで私なんですか?」
部活の休憩中におやつのシュークリームを頬張っていたたきのりが驚きの声を上げる。
「学校のこの手の無茶振りには皆うんざりしてるんだよねえ。」
合唱部なんてどこの学校にもあるしうちは強豪校というわけでもないから、とりたてて部活動紹介するものでもないと学校に軽視されている。いつも大体、断った他の部活の穴埋め的なポジションだ。
そうなると皆のモチベーションはだだ下がりで、つまり誰もやる人はいない。