-YOU-【短】
「あーすごい感動したぁ!」
私は涙が止まんなかった。
「俺も。
なんかいいよな!
ああいう恋愛ってさ。」
このDVD借りてきてよかった。
なんか他のも見たいなぁ。
「そうだ!
郁に渡したいものがあるんだ。」
そういうとカバンの中
から小さい箱を私にくれた。
なんだろ?
ラッピングかわいい!
「‥うそ。
え?なんでいつのまに?」
リボンをほどいて
箱をあけるとペアリングが
キラキラ光っていた。
「もう俺つけてるから!」
翔くんの右手の薬指に
私と同じリングがはめてある。
そして私にもはめてくれた。
「ありがとう。
一生大切にするねっ!」